ちょっと思いついたこと

これも誰か書いてくんねえかなシリーズ。

「王様の耳はロバの耳」から着想を得て、時折獣の耳が生えた人間が現れるのだが、その原因は不明のため、「呪い説」「奇病説」など様々な説があり、そのために迫害されてたり、逆にフリークサーカスの花形として活躍してたり、「生き神様」として祀られてたりしてる人々の群像劇みたいなのが読みたい。

登場人物として考えているのは
1,王族でありながら獣耳が生えてしまったため「忌子」として扱われていた王子が、フリークサーカスの花形に出会って、自信をつける話。(最終的に家出してサーカス団員としてスターになる……みたいな。)

2,獣耳が生えるのは「奇病」のせいだとしてその研究に邁進するお医者さんの話。(アンチ「呪い」派。獣耳を「呪い」のせいと信じた人が獣耳の人を迫害していたのに憤りを覚えたパターン。)

3,獣耳が生えたのは、「魔王の呪いに違いない!!」と信じ、その呪いを解くために討伐隊を結成した自称「勇者」の話。現在パーティ募集中。

ちなみに獣耳の種類は人それぞれ。「獣耳が生えてしまう」だけで、身体能力に変化はない。普通の人間と同じ。
なので、フリークサーカスの団員は、ごく普通に出し物の訓練+生えている耳の動物にちなんだ動きができるよう、演技の練習……といった努力をしている。

原因の究明よりも、「獣耳が生えている自分」というものにどう立ち向かうか?みたいなのに重点を置きたい。

……誰かかいてー。